カーコーティングは新潟県新潟市のTRYUS NIIGATA | コンセプト

アンダーカバーやマフラー、サスペンション部品など、外せる部品はすべて丁寧に取り外すことから施工を始めます。これにより、普段は目に触れない内部のフレーム、パネル間の合わせ目、配線やブレーキライン周辺の死角にまでアクセスが可能です。単に表面を塗布するだけでは防ぎきれない錆の発生リスクを抑えるため、各部の取り外しは基本作業として徹底しています。

塗布が不要な部分や車体表面を保護するため、マスキングを細部まで徹底しています。フレームやボルト周り、配線周辺、足回りの細かい隙間まで精密にカバーすることで、塗料の飛びや漏れを防ぎ、施工精度を最大限に高めます。この工程により、表面からは見えない部分でも均一な防錆膜を形成し、錆の発生リスクを大幅に低減。雪道や融雪剤に晒されやすい新潟の環境においても、確実な耐久性を実現します。

フレーム内部の中空構造やパネルの継ぎ目、通常の下廻り施工ではオプション扱いとなることが多い内部コア部分にも、当店では標準施工として防錆剤を塗布しています。
目に見えない箇所まで丁寧に施工を行うことで、内部から発生する錆をしっかりと予防。雪や融雪剤など、雪国特有の過酷な環境下でも、長期にわたり車体を錆から守ります。

使用している防錆剤は、ノックスドール700・750シリーズ。
高い浸透性を持ち、細かな隙間や狭い構造部分にもスムーズに入り込み、金属表面にしっかりと密着します。
そのため、外側だけでなく内部の細部にまで防錆効果を行き届かせることが可能です。

雪道の走行頻度や駐車環境、車齢など、車両の使用状況は一台ごとに異なります。当店では、そうした条件を丁寧にヒアリングしたうえで、最適な防錆施工プランをご提案しています。たとえば、冬場に雪道を日常的に走行する車両や、マリンスポーツやウィンタースポーツで使用する車には、油性ノックスドールをお勧めしております。浸透性と密着性が高く、すでに錆が出ている箇所や経年車にも効果的です。厚みを持たせたコーティングで、下廻り全体をしっかりと保護します。一方で、新車や錆の少ない車両、都市部での使用が中心の車両には、水性ノックスドールを採用。匂いが少なく、環境への影響を抑えながらも高い防錆性能を発揮します。

このように、車両の状態や使われ方に合わせて最適な防錆剤と施工方法を選定することで、長く安心して乗り続けられる状態を維持します。